ソシオワークとはこんなところ

私たちソシオワークは、大阪府池田市にて社会福祉法人 池田てぞろ福祉会が運営する、多機能型障がい者支援施設です。
主に18歳以上の発達障がい、精神障がいなど様々な障がいをお持ちの方々を対象に、それぞれの特性に合った活動を通してスキルや能力を更に強化し、潜在能力を開花させることで、一人ひとりのQOLの向上をめざす支援を行っています。

令和2年5月に施設名を「住吉作業所」から「ソシオワーク」に改め、心機一転新たなスタートを切りました。

ソシオワークの特徴

☆専門性の高い個別支援

ソシオワークでは、「高い専門性」「個別支援」にこだわって支援を行っています。

発達障がいや精神障がいを抱える人たちは、この40年ほどの間にその数は桁違いに増え、また自閉症においては、知的障害をあまり伴わない高機能群の人たちの診断が増えているなど、それぞれの特性も多様化しています。

そのような変化の中、世界では研究や症例が積み上げられ、「他の人たちと出来るだけ同じ環境で!」という考えのもと行われてきた支援から、「各々の特性をしっかり診断して個別に対応した支援へ」と発展し続けてきました。

そのような流れの中、ソシオワークではノースカロライナ州で発展し世界中で取り入れられている「TEACCHプログラム」を早くから支援の基盤として取り入れてきました。

また、安定して高いレベルの支援を行うため、各分野の有資格者をスタッフとして迎えています。

そういったこだわりの支援の積み重ねの甲斐もあり、他の施設ではなかなか続かなかった方々、長期に渡って自宅に居るしかなかった方々などが他の市町村からも通って来られるようになり、保護者の方々からもご支持をいただいております。

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☆独自の取り組み

発達障がいや精神障がい、特にASDの方々は、通常、交感神経優位の状態(過緊張状態)にあります。
そのことが、スムースな動作や新しい技能や知識の習得をする上で一つの阻害要因となっています。

ソシオワークでは、利用者さんがその交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態(神経系がリラックスしている状態)へ上手に移行できるようになるための独自の取り組みとして、「フェルデンクライス メソッド」を取り入れています。

このメソッドは、50年も前にイスラエルの天才博士によって考案されたもので、特に理学療法や作業療法などのリハビリテーション分野で広く実績を残しているものですが、その他にも、運動、教育、パーフォーミングアート、医療・保険、代替医療など、世界中のさまざまな分野で応用されています。

発達障がいなど、福祉の分野でこのフェルデンクライス メソッドを取り入れているのは、現在のところ日本では恐らくソシオワークだけですが、今年で約8年目となる取り組みの中、私たちも大きな手ごたえを感じています。

私たちはこれからも、こういう独自の取り組みに挑戦し、更に発展的な支援へと成長を続けていきます。

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☆高い工賃の実現

私たちソシオワークのもう一つの特徴として、利用者さんに「高い工賃」を支給できていることがあげられます。
特に、一般では珍しいそうなのですが、「生活介護事業」に所属する利用者様にも工賃を支給しています

~工賃の支給実績(令和4年度)~
◆就業継続支援B型 利用者平均:23,000/月 (最高額 50,320円/月) 
 ※他施設の一般的な平均は、1万円前後です

◆生活介護型     利用者平均:4,277/月  (最高額 12,450円/月)

工賃は利用者様にとって重要なモチベーションともなります。
ソシオワークでは、受託元企業様のご厚意により、高い作業料金のご協力をいただいており、更に、できるだけ利用者様にそれを還元できるよう、細かい諸経費は引かずに利用者様に分配することにより、この工賃レベルを維持してきております。

今後さらに利用者様や保護者様、また受託元のご協力企業様にも喜んでいただけるよう、努めてまいります。

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